定番のおすすめ絵本紹介①

2025年10月26日日曜日

えほん

t f B! P L

いないいないばあ

著:松谷みよ子 / 画:瀬川康男 / 出版:童心社 / 対象:0–2歳

ページをめくるたびに「ばあ!」の笑顔。短い言葉と心地よい反復で、はじめての絵本体験に“成功体験”をくれる一冊です。

#赤ちゃん絵本#ことばの芽#親子のアイコンタクト
推しポイント
  • 反復リズムで“次を待つ喜び”が生まれる
  • シンプル構成だから何度でも読める
  • 親子の目が合う仕掛けで愛着形成に◎

読み聞かせのコツ:「いない…」と間をとってから大きく「ばあ!」。お名前を添えると特別感UP。

しろくまちゃんのほっとけーき

作・絵:わかやまけん / 出版:こぐま社 / 対象:0–2歳

「とんとん」「ぷつぷつ」「ぺたん」。台所に広がる音のワクワクが、食べる意欲と“やってみたい!”を自然に引き出します。

#擬音が楽しい#食への関心#工程理解
推しポイント
  • 工程が明快で「できた!」のイメージが湧く
  • 短時間で読めて毎日の読み聞かせに最適
  • 食育の導入にもぴったり

読み聞かせのコツ:擬音はテンポよく。最後に「どんな音が好き?」と会話で余韻づくり。

だるまさんが

作・絵:かがくいひろし / 出版:ブロンズ新社 / 対象:0–2歳

「だ・る・ま・さ・ん・が…」の期待感から一気にクスッ!身体を動かしながら読むと、笑いと集中が同時に育ちます。

#くり返し#からだ認識#爆笑必至
推しポイント
  • 短くてもドラマがある展開
  • まねっこ参加で主体性UP
  • 飽きずに毎日読める鉄板

読み聞かせのコツ:ページに合わせて首・手・体を一緒に動かす“まねっこ読み”が最強。

おつきさまこんばんは

作・絵:林明子 / 出版:福音館書店 / 対象:0–2歳

やわらかな色とことばで“夜”が好きになる。寝る前の儀式にすると、ぐずりが落ち着き、就寝がスムーズになります。

#寝かしつけ#安心感#短時間
推しポイント
  • 癒やしのカラーパレットで気持ちが静まる
  • 短文で乳幼児に優しい
  • “おやすみ”の合図を作れる

読み聞かせのコツ:照明を落としてゆっくり小さめの声で。最後は「おやすみなさい」で締め。

ぐりとぐら

文:なかがわりえこ / 絵:おおむらゆりこ / 出版:福音館書店 / 対象:3–4歳

森で見つけたおおきなたまごで、ふわふわカステラづくり!歌いだしたくなるリズムと“分け合う喜び”に心まで温かく。

#料理#分け合う心#名作
推しポイント
  • 工程が楽しく、家でも再現したくなる
  • 歌・リズムで記憶に残る
  • みんなで食べる幸福感が伝わる

読み聞かせのコツ:材料や道具を指差し確認。「どんな味?」と想像を広げて会話を。

わたしのワンピース

作・絵:にしまきかやこ / 出版:こぐま社 / 対象:3–4歳

空、花畑、雨…出会う景色ごとに模様が変わる不思議なワンピース。想像力が羽ばたき、自己表現が楽しくなります。

#想像力#色と模様#予想ゲーム
推しポイント
  • 繰り返し構造で“次の模様”を予想
  • 色彩の楽しさで感性が育つ
  • おしゃれ遊びに発展

読み聞かせのコツ:各ページで「次はどんな模様?」と問いかけ→ページで答え合わせ。

ねないこだれだ

作・絵:せなけいこ / 出版:福音館書店 / 対象:3–4歳

夜更かし気分に“ちょっぴり背すじ”。楽しい怖さで、自然と“寝る時間”を意識できるようになります。

#寝る習慣#緊張と緩和#ロングセラー
推しポイント
  • 短くてもしっかり印象に残る
  • “約束ごと”をやさしく伝えられる
  • 昼読み→夜読みで段階的に慣れる

読み聞かせのコツ:怖がりさんには昼にまず1回、慣れてから寝る前リピート。

ぞうくんのさんぽ

作・絵:なかのひろたか / 出版:福音館書店 / 対象:3–4歳

背中にのる仲間がどんどん増えて…最後はスカッと!“積み重ねの面白さ”がクセになる快作です。

#くり返しの型#友だち関係#おちの爽快
推しポイント
  • “次は誰?”の予想で参加度MAX
  • 順番の概念が自然に身につく
  • 声色を変えて読みやすい

読み聞かせのコツ:登場順を子どもに言わせる“先取り読み”で主体性アップ。

スイミー

作・絵:レオ・レオニ / 訳:谷川俊太郎 / 出版:好学社 / 対象:5–6歳

小さな黒い魚が仲間と工夫し、広い海に挑む――“力を合わせる強さ”を、美しい海の情景とともに胸に刻みます。

#チームワーク#創意工夫#海の世界
推しポイント
  • 比喩が豊かで読み返すほど味が出る
  • 話し合い・作戦会議に発展しやすい
  • 美術的鑑賞にも◎

読み聞かせのコツ:印象的な場面で一度間を置き、「作戦は?」と会話を引き出す。

ぐるんぱのようちえん

文:西内ミナミ / 絵:堀内誠一 / 出版:福音館書店 / 対象:5–6歳

うまくいかなくても大丈夫。挑戦を重ねた先に、“自分の居場所”は必ず見つかる――入園前後の心にやさしく寄り添う物語。

#自己肯定感#挑戦#達成
推しポイント
  • 挫折→工夫→成功のプロセスが明快
  • 親子で“得意探し”ができる導入本
  • やさしいユーモアで前向きに

読み聞かせのコツ:読後に「君の得意3つ」を一緒に数えて、明日への自信に。

100かいだてのいえ

作・絵:いわいとしお / 出版:偕成社 / 対象:5–6歳

縦長ページを上へ上へ。フロアごとの世界をのぞくたびに、新しい発見と“数える楽しさ”が止まらなくなります。

#観察眼#規則性#タテ読み
推しポイント
  • 読み返すほど細部の気づきが増える
  • 算数前の“数の感覚”づくりに◎
  • 家族でお気に入りフロアを語れる

読み聞かせのコツ:読後に「好きなフロアTOP3」を共有→会話が広がる。

おばけのてんぷら

作・絵:せなけいこ / 出版:ポプラ社 / 対象:5–6歳

香ばしい匂いにさそわれて…ハプニング連発!食べ物描写とテンポの良さで、読後は思わず台所ごっこに。

#食の絵本#テンポ良し#笑えるオチ
推しポイント
  • 料理語彙が自然に増える
  • オチで笑顔、また読みたくなる
  • ごっこ遊びに直結して定着

読み聞かせのコツ:材料を数えたり、揚げる音を一緒にまねると一体感UP。

はらぺこあおむし

作・絵:エリック・カール / 出版:偕成社(日本語版) / 対象:5–7歳

食べて、眠って、変身する。鮮やかな色彩と“数える遊び”で、学びと感動が同時に育つロングセラーです。

#色彩の魔法#曜日感覚#変身の喜び
推しポイント
  • しかけページで参加型に
  • 食べ物の語彙が増える
  • 結末の高揚感が心に残る

読み聞かせのコツ:食べた順番の“先読み”を子どもに任せ、成功体験を重ねる。

バムとケロのにちようび

作・絵:島田ゆか / 出版:文溪堂 / 対象:6–8歳

ページのすみずみまで小ネタが満載。読むたび“新発見”で盛り上がる、親子の会話が止まらない一冊です。

#さがし絵#くり返し読み#ユーモア
推しポイント
  • 細部の作り込みが圧倒的
  • 読後に“発見共有”でコミュニケーション増
  • シリーズ沼に入る入口

読み聞かせのコツ:各ページで「3つ見つけよう!」などミッション提示が効果的。

ノラネコぐんだん パンこうじょう

作・絵:工藤ノリコ / 出版:白泉社 / 対象:5–7歳

おなじみ“やってしまった!”で大爆笑。ドタバタの中に、ルールや安全への気づきがちゃんと残るから何度でも読みたくなる。

#シリーズ沼#工場見学気分#お約束の安心
推しポイント
  • 展開予想→答え合わせで参加型に
  • 語彙が自然に増える(材料・工程)
  • 最後のオチで読後感◎

読み聞かせのコツ:「次どうなる?」と予想を促し、ページで一緒に笑おう。

てぶくろ

原作:ウクライナ民話 / 訳:内田莉莎子 / 画:エウゲーニー・M・ラチョフ / 出版:福音館書店 / 対象:6–8歳

落ちていた手ぶくろに動物たちが次々すみついて――。くり返しの心地よさと冬のぬくもりに、読めば必ずほほえみがこぼれます。

#昔話#順番理解#あったかい
推しポイント
  • “次は誰?”の期待で集中が続く
  • 登場動物の性格当てが盛り上がる
  • 読後のごっこ遊びに発展

読み聞かせのコツ:動物ごとに声色を変えて役割読み。最後は“みんなで入れるかな?”ごっこへ。

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