定番のおすすめ絵本紹介⑦

2025年10月26日日曜日

えほん クリスマス

t f B! P L

ゆうびんやさんのクリスマス

作:ジャネット&アラン・アルバーグ / 対象:5–7歳

封筒から“ほんものの手紙”が出てくるたび、物語が手の中で動き出す。おとぎの住人たちへ配達する道のりは、寄り道・サプライズ・ユーモアだらけ。読み終えても手紙をもう一度開きたくなる、体験型のクリスマス絵本。

#しかけ絵本#手紙#仕掛けで没入
推しポイント
  • 封筒・カードなど実物仕掛けでテンションMAX
  • 読み返すほど新発見が増える描き込み
  • 家族や友だちに手紙を書きたくなる余韻

読み聞かせのコツ:手紙を開ける役を子どもに任せて“配達ごっこ”。最後は「だれにどんなカードを出す?」と創作へつなげて。

サンタさんからきたてがみ

作:たんのゆきこ / 絵:垂石眞子 / 対象:5–7歳

宛名の消えた一通の手紙は、いったいだれのもの? ゆきの森で小さな郵便屋さんが走る、やさしい謎解きストーリー。最後に明かされる“想いの行き先”が、胸の奥をぽっと灯してくれる。

#手紙ミステリー#森の仲間#読後ほっこり
推しポイント
  • 「だれ宛かな?」と推理しながら参加できる
  • 雪景色と動物たちの温かい描写
  • 5歳にちょうどいい文章量と起伏

読み聞かせのコツ:各場面で“手紙のヒント”を指差し→推理タイム。最後はあて名を書いてみるお絵描き遊びに。

あのね、サンタの国ではね…

原案:松本智年・一色恭子 / 文:嘉納純子 / 絵:黒井健 / 対象:5–7歳

サンタの国の四季、仕事場、休みの日の過ごし方まで——“向こう側の暮らし”をのぞける設定資料集のような一冊。やさしい語り口と温かな絵で、サンタがぐっと身近になる。

#世界づくり#豆知識#黒井健
推しポイント
  • 「なぜ?どうして?」に答える構成
  • 行事や道具の細部が語りのタネに
  • 読み聞かせ→自分読みへ移行しやすい文量

読み聞かせのコツ:子どもの“質問”を止めずに対話読みに。巻末のトピックは日替わりで少しずつ読むのも◎。

だれも知らないサンタの秘密

作・絵:アラン・スノウ / 対象:5–8歳

サンタの住所、工房、配達ロジックまで!? 図解たっぷりの“サンタ百科”。笑える設定と説得力のある世界づくりで、読めば読むほどサンタ博士になれる。

#図鑑的絵本#読み込み系#親子でハマる
推しポイント
  • 各ページに小ネタと発見がぎっしり
  • “信じる気持ち”を後押しする説得力
  • 長く楽しめるボリューム感

読み聞かせのコツ:全部を一度に読まずテーマ読み(工房の日/配達の日など)で継続コンテンツ化。

にんじゃサンタ

作・絵:丸山誠司 / 対象:5–6歳

しのび足で屋根を走り、するりと家へ——サンタが“忍者”だったら? 軽快な擬音とスピード感で、読み聞かせの場が一気にお祭りになる痛快クリスマス。

#爆笑#テンポ良し#読み聞かせ向け
推しポイント
  • 反復×擬音で5歳児の集中を掴む
  • 想像をくすぐる“もしも”設定
  • 短めでも満足度◎の起承転結

読み聞かせのコツ:「ニンニン!」など決め台詞を決めてコール&レスポンスに。身体を動かす“忍者ごっこ”とセットで。

ゆきだるまは よるがすき!

文:キャラリン・ビーナー / 絵:マーク・ビーナー / 訳:せなあいこ(版により) / 対象:5–7歳

夜のあいだ、雪だるまたちは何をしている? すべり台、かくれんぼ、ひみつのパーティ……朝にはちょっぴり形が変わっている理由に、思わずニヤリ。冬の想像力を全開にして楽しみたい一冊。

#冬の魔法#ユーモア#観察の目
推しポイント
  • 細部に隠れた“雪のいたずら”探しが楽しい
  • リズミカルな文で読み心地が良い
  • 外遊びへのモチベーションUP

読み聞かせのコツ:ページごとに“夜の痕跡”を探す遊びを。読み終わったらベランダや公園で実地観察へ!

クリスマスの森

作:ヘレン・ヴァルツ / 絵:ステファノ・モリージ(邦訳版の表記に準拠) / 対象:5–7歳

忙しすぎて、つい“うとうと”してしまったサンタ。森で出会う動物たちの協力や、ちいさな親切が連鎖して、物語はやさしく進んでいく。ページをめくるたび、静かな雪の気配が広がる名品。

#やさしさ#動物たち#静かな情感
推しポイント
  • 夜の森の空気感が美しい
  • “助け合い”の価値が自然に伝わる
  • 就寝前の読み聞かせにも最適

読み聞かせのコツ:声量を落として、雪の“しんとした音”を演出。読み終わりは深呼吸で余韻を。

サンタクロースとちいさな木

文:ぼら・ジョン / 絵:ハリム / 対象:5–7歳

売れ残った、ちいさなもみの木。サンタと出会うことで“自分の居場所”を見つけるまでを、丁寧に描く感動作。派手さはないけれど、読み返すほど心が満ちる一冊。

#心育て#自然への眼差し#静かな名作
推しポイント
  • 自己肯定感をそっと支える物語
  • 冬の色彩が美しい
  • 読み終わりに温かい余韻が残る

読み聞かせのコツ:木の目線で語りかけるナレーションを。読み後は“うちの小さな木”を探すミニ観察へ。

わんぱくだんのクリスマス

作:ゆきのゆみこ・上野与志 / 絵:末崎茂樹 / 対象:5–7歳

不思議な猫に導かれて、気づけばサンタの国!? スケール感のある画面とワクワクの連続で、“物語を読む快感”にどっぷり浸れるシリーズ屈指の人気作。

#王道冒険#シリーズで楽しむ#盛り上がる
推しポイント
  • 5歳が没頭できる起伏とページ数
  • 背景の描き込みに“探し”の楽しさ
  • 読後のごっこ遊びが自然に始まる

読み聞かせのコツ:場面転換で効果音を。読む前に「今日は冒険読みだよ!」と期待を高める演出を。

クリスマスの三つのおくりもの【3冊】

作・絵:林明子 / 対象:5–6歳

きょうだいそれぞれに訪れる“ちいさな奇跡”。手のひらサイズの3冊は、寝る前に1冊ずつ読むのにちょうどいい。日本の家庭の温度や、子どもの視点のドキドキがまっすぐ届くロングセラー。

#名作#家族の時間#寝る前に
推しポイント
  • 子ども目線で“待つ時間”のワクワクを凝縮
  • 短編×3で読書リズムを作りやすい
  • 繰り返し読んでも色あせない普遍性

読み聞かせのコツ:1冊ごとに「今日のハイライト」を一言で共有→家族の“クリスマスアルバム”づくりに。

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