子供におすすめの本④ モンスターホテルでなつやすみ

2025年11月3日月曜日

モンスターホテル 児童書 低学年 年長向け

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モンスター・ホテルでなつやすみ|“ひとり旅”の宿題と、おんぶおばけオンブブの大冒険

対象:小学校低学年/一人読みにも◎/怖さレベル:やさしめ(2/5)

書誌情報

タイトルモンスター・ホテルでなつやすみ
作者/絵柏葉幸子/高畠純
出版社小峰書店
発行1993年7月24日
判型/ページ数A5判/67ページ
ISBN978-4-338-07217-5

ここが推し!

  • おんぶおばけの一年生・オンブブの“はじめてのひとり旅”は、おばけ版『はじめてのおつかい』的ワクワク。
  • 人間の背中を借りて町へ向かう—種族を超えたさりげない助け合いがやさしい。
  • ホテル側(トオルさん・ツネミさん・カーミラさん)も“見守り役”として活躍、シリーズの安心感が強い一冊。

あらすじ(ややネタバレあり)

山奥の「おんぶおばけの村」に住む一年生、オンブブの夏休みの宿題は、なんとひとりでモンスター・ホテルに行くこと。 お父さんとお母さんはホテルで待っているけれど、道中は自分で乗り越えなければなりません。心細さを抱えつつも、 オンブブは勇気を出して出発します。

町までは“人間の背中におんぶしてもらう”という、おんぶおばけらしい方法でクリア。ところが、 そこから先の“ホテルの場所”がわからず大ピンチ。道を尋ねても、透明人間や吸血鬼のいるホテルを説明するのは一苦労。 それでも道すがら出会う人間の子や大人の手助けを受け、少しずつ手がかりを集めていきます。

いくつもの小さなハプニングを乗り越えた先、オンブブはついに煉瓦づくりの古いビル=モンスター・ホテルへ。 ロビーではトオルさんやツネミさん、カーミラさんたちが温かく迎え入れてくれます。「ちゃんと一人で来られたね」—— そう言われたオンブブは胸いっぱい。家族との再会と、ホテルのみんなの祝福で、夏休みの宿題は見事に達成されるのでした (細部の展開は本編で)。

こんな子におすすめ

はじめての“ひとり”にドキドキする子/人間とおばけのやさしい交流が好き/シリーズで安心して読み進めたい低学年に。

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次に読みたい(第1期)

  • モンスター・ホテルでプレーボール
  • モンスター・ホテルでクリスマス
  • モンスター・ホテルでインターネット
  • モンスター・ホテルでおばけバラ
  • モンスター・ホテルでおどりましょう
  • モンスター・ホテルでパーティーだ

まとめ

小さな勇気を積み重ねて“ひとりでたどり着く”喜びを描いた、シリーズの中でも特にやさしい成長物語。 夏の読書にぴったりの一冊です。

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